松田聖子、ツアーで語った沙也加さんへの思い 「彼女を思わない時間はありません」
衝撃の死から7カ月が経ち、松田聖子(60)が職場復帰とばかりに全国ツアーを開始している。還暦を迎え、自虐ネタを披露しつつ歌ったのは娘・神田沙也加さんのデビュー曲だった。
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【写真5枚】ハワイ旅行の帰国会見。1歳3カ月の沙也加さんがマイクを握る
「ほら、字が見えない!」
「還暦だから!」
6月11日から全国5カ所で行われているツアーでは聖子がMCでそう語る場面があった。
往年の聖子ファンが語る。
「コロナの感染予防で声援を送れないので、観客は歌ってほしい曲のタイトルをプラカードにして掲げるんです。すると、リクエストに応じてアカペラで歌ってくれるのですが、聖子ちゃんには見えないみたいで、可愛らしくそう言うんです」
また、メロディーを思い出せないこともあり、
「その時はファンが歌いだします。すると聖子ちゃんが“口にチャック”のジェスチャーをして笑いが起きたり」(同)
今年の3月で還暦を迎えた聖子も「老化」には勝てないということなのか、あるいは、娘を失った悲しみをまぎらすために笑いに変えているのか。
6月25日に大阪城ホールで行われたコンサートでも、沙也加さんへの思いを吐露。
「始まって8曲を歌い終えたのち、白から真っ黒のドレスに着替えて再び登場しました。そして、沙也加さんのデビュー曲『ever since』を熱唱したんです」(同)
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