「参政党」が台風の目 躍進する3つの理由 怒涛の勢いで2議席獲得なるか?

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草の根保守層の新しい受け皿に

 参政党は党公式ホームページで、「投票したい政党がないから、自分たちでゼロからつくる」として、草の根から手作りで政党を作り上げる感を強調しているが、その舞台装置を短期間で作り上げられたのは、実はプロの保守政治家が参画したからでもあるのだ。

「参政党は、自公政権に失望している草の根保守層の新しい受け皿になっています。その秘訣は、神谷宗幣氏のカリスマ的な演説を映した動画が、動画共有アプリ、とくにTikTokのタイムラインに、一時は溢れるほど出回っていたこと。 反コロナワクチンから日本属国論まで、よく聴くと異論反論が湧いてくるようなテーマでも、TikTokの短いメッセージ動画を発信し続ける点が有権者に受けているのです。その意味で参政党は、日本初のTikTok型政党とも言えます」(前出・政治評論家)

 主張は「保守」でも、手法は「革新的」というあたりが躍進の秘密のようだ。

デイリー新潮編集部

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