安倍元総理銃撃の瞬間 その時自民候補者は? 目撃者が語る「3発目」の意味
安倍晋三元総理(67)が奈良市・近鉄大和西大寺駅付近で演説中に後方から銃撃され、搬送先の病院で死亡が確認された。
銃撃現場を目撃した生駒市在住の主婦(67)に話を聞いた。
【写真を見る】36年前、昭恵さんとの結納を済ませた安倍晋三元首相。当時32歳。
「夫から『安倍さんの演説があるらしい』と聞いて現場に来ました。佐藤候補の演説が終わり、安倍さんが台に上がって演説を始めました。話し始めた直後、『ボソッ』という鈍い音が聞こえて、安倍さんがその場に崩れ落ちた」
発砲は2発あり、2発目で安倍氏が倒れたとの報道があるが、この女性は安倍氏が倒れる直前の1発しか聞いていないという。
「安倍さんの後ろに若い男がいて、直径15センチ、長さ3、40センチくらいの黒い筒のようなものを持っていました。安倍さんが倒れて数秒後に、男はその筒を上に向けて、さらにもう一発撃っているのが見えた。弾が落ちてくるような様子は見えなかったし、1回目に聞いたのとは違い、乾いた音だったので空砲だったのかもしれない。安倍さんの方を狙ったのではなく、空に向けて撃っていたので、あとから考えれば、何か特別な意味があったのかもしれません」
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