6代目山口組側がついに都内でも! 神戸山口組・井上組長の最側近への抗争計画が! 2日夜発生の「傷害事件」の実態とは?

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ナイフで切りつけられた男の素性

 しかしそもそも、ナイフで切りつけられた男は何をしていたのだろうか。

「この人物は正式な組員ではなく、一応カタギで、2代目英組の藤田組長の自宅前の下見をしていたようです。現場の状況を把握して、その後に堀田組側としては車両特攻でも仕掛けようと目論んでいたのかもしれません。なかなか大胆な“ロケハン”の仕方ですが、案の定バレてしまい、ナイフで切りつけられたというわけです」(同)

 なにゆえカタギがそんなことに加担していたのか、そこはいまだ不明である。結果としてこの男性は大けがを負って痛い目に遭ってしまった。

井上邦雄組長にベッタリと

 さて、狙われた方の藤田組長とはどんな人物か?

「神戸山口組の若頭補佐で、井上邦雄組長にベッタリとくっついている最側近とされています。6代目山口組側から神戸山口組側の組長、副組長、若頭というトップ3に対して相次いで襲撃が行われてきましたが、今回の一件で、それをサポートする人物にも手を出す計画があったということが明らかになったと言えるでしょう。若頭補佐には何人かいたのですが病死するなどして現在はこの藤田組長を合わせて2人しか残っていません」(同)

 つまり、ナンバー4にも襲撃の手が伸びていたということになる。

「藤田組長は昔ボクシングをやっていて機転が利くタイプなんだと、初代英組の英五郎組長は言っていましたね。2013年に6代目山口組の直参になったのですが、覚せい剤事件で執行猶予中であることが露見して破門となっています。山口組はかねて薬物はご法度とし、中でも6代目の司忍組長はそのことをスローガンにしていましたから、看過しがたかったということでしょう」(同)

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