6代目山口組側がついに都内でも! 神戸山口組・井上組長の最側近への抗争計画が! 2日夜発生の「傷害事件」の実態とは?
太ももから血を流した男が
7月2日午後9時過ぎ、東京江戸川区内で、近隣住民から110番通報があった。現場で血を流していたのは6代目山口組側の関係者で、その近くにいたのは神戸山口組傘下団体の組員だった。ついに都内でも6代目側が神戸側に抗争をしかけてきたのか――。元山口組系義竜会会長の竹垣悟氏(現在は暴力団組員の更生を支援するNPO法人「五仁會」を主宰)に解説してもらった。
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冒頭で触れた110番通報の内容は、「男2人が木刀を持ってもみあっている」とか「1対2でケンカになっている」といったものだったという。
「警察が現場にかけつけたところ、太ももから血を流した男Aが道路脇に座っていて、その近くに別の男Bが立っていました。警官がAに事情を聴こうとしたものの埒があかず。Bに刺されたのかとAに確かめると否定し、“こいつ(B)じゃない。やったやつは逃げた”と話したそうです」
と、社会部記者。何があったのかについて、竹垣氏につまびらかにしてもらおう。
組長の自宅前で動画などを撮影中
「6代目山口組傘下、2代目堀田組の“周辺者”が2日夜、神戸山口組傘下で2代目英組の藤田恭道組長の自宅前(東京・江戸川区)で、動画などを撮影していたようです。藤田組長の自宅とされる物件はこの他にもあるようで、この日、藤田組長はここにはいなかったようですが」(竹垣氏)
部屋住みの若い衆が自宅前で不審な行動を取る人物に気付き、相手の氏素性を問い詰めたりした後、その人物の足をナイフで切りつけたのだという。警官が駆けつけた際の状況は先に触れた通り。つまり男Aが2代目堀田組の関係者、男Bが2代目英組の若い衆ということになる。
「被害者は署員に“救急車はいらない”と言ったようですが、署員が救急車を手配し、近くの病院へ運ばれました。病院には2代目堀田組の組員の男が迎えに来て連れ帰ったと聞いています」(同)
他方、現場にいた男は「関係ない」と言って名乗らずにそのまま立ち去ったとされるが、警察はこの男がその後に現場近くの神戸山口組系幹部の立ち寄り先に出入りしていることを確認しているという。
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