“神のお告げ”という供述も 日本の文化財を平気で盗む韓国人窃盗団の理屈
文化財の盗難が多発
同じようなケースは他にもある。日本の文化財は、「返還」という名目の下、韓国人に盗まれ続けているのだ。
1994年7月、長崎県壱岐市の安国寺から高麗版大般若経(国の重要文化財)が盗まれた。1995年、これと酷似したものが韓国の国宝に指定された。
1998年6月、大阪府太子町の叡福寺から高麗仏画「楊柳観音像」を含む仏画32点が韓国人窃盗団によって盗まれた。
2001年9月、愛知県豊田市の隣松寺から阿弥陀如来の極楽浄土を描いた県指定重要文化財の高麗仏画「絹本著色観経曼荼羅」など7点が盗まれた。現在、この仏画は大邱広域市寺院に所蔵されている。
2002年7月、兵庫県加古川市の鶴林寺から「絹本著色弥陀三尊像」など8点の仏画が韓国人窃盗団によって盗まれた。2004年10月、犯人が逮捕され、鶴林寺などから合計47点を盗んだと自供。「日本が略奪した文化財を取り返せという神のお告げがあった」と供述し、韓国では愛国的行動と称賛された。
先の岡本教授が言う。
「日本が略奪したという証拠はありません。韓国には法治の精神もないということでしょう。文化財の窃盗が世論の圧倒的支持を受ける、というのが現状です。そこには、韓国人の独善と迎合、ご都合主義しかありません。彼らの主張を歴史的に辿れば、根拠がないのは明らかです」