“神のお告げ”という供述も 日本の文化財を平気で盗む韓国人窃盗団の理屈
6月15日、長崎県対馬市にある観音寺から2012年に韓国人窃盗団が盗み、韓国に持ち込んだ「観世音菩薩坐像」の所有権を巡る控訴審が韓国中部・大田高裁で開かれ、観音寺の田中節竜住職(46)が初めて出廷した。田中住職は「所有権はわれわれにある」と強く主張し、返還を求めた。
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事の発端は、2012年10月8日に起こった窃盗事件である。韓国の窃盗団が観音寺から県指定の有形文化財「観世音菩薩坐像」と、同じ対馬の海神神社から国指定の重要文化財「銅造如来立像」や多久頭魂神社から県指定有形文化財の「大蔵経」を盗んだ。...