奇跡の売り上げ「川崎競馬場」馬主協会で内紛劇 会長人事めぐり右翼団体から「公開質問状」も
公開質問状
「川崎競馬場」は2020年度、過去最高となる912億円の売り上げを記録した。神奈川県の黒岩祐治知事が“奇跡の売り上げだ”と感謝状を贈ったほどだ。この競馬場を走る競走馬の馬主らの組織「神奈川県馬主協会」で、知事表彰の名誉を打ち消すような内紛が起きている。
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主役の一人は、前会長の加藤豊三弁護士。黒岩知事から表彰された実績を手土産に、会長として5期目を迎えるはずだったが、昨年5月の定時総会直前に状況が一変した。
「馬主協会の理事宛てに“公開質問状”が送り付けられました。...