「六本木クラス」で竹内涼真にのしかかる重圧 背景にホリプロの人材難も

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注目の視聴率

「ところが、ホリプロにも弱点があります。20代の売れっ子男優が不足しているのです。竹内さん以外は見当たらない、と言っていいほどです」(同・関係者)

 20代ではないが、池松壮亮(31)は存在感を発揮している。演技力は折り紙付きで、数々の賞に輝いてきた。

 特に2019年には第93回キネマ旬報ベスト・テンと第32回日刊スポーツ映画大賞で、主演男優賞をW受賞した(註2)。

「池松さんの実力は誰もが認めるところです。しかし、『扱いづらい俳優』という声もよく耳にします。例えば、『俺は映画俳優。テレビドラマはクソ』と公言しているそうです。そのくせ、NHKのドラマだけは出演するのです。民放キー局のプロデューサーは誰もが池松さんの発言を把握しており、今後はドラマで起用することはないと言います(同・関係者)

 ホリプロとしては“若手の稼ぎ頭”として、竹内涼真に強く期待するほかないというわけだ。

 果たして竹内は厳しいプレッシャーを跳ね返し、高視聴率を獲得することができるのだろうか。初回の視聴率はテレ朝の社員だけでなく、多くの関係者が注目しそうだ。

註1:この記事で扱った、日本における視聴率は全て、ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯、リアルタイム。

註2:対象作品は「宮本から君へ」[真利子哲也監督(40):スターサンズ、KADOKAWA]

デイリー新潮編集部

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