小室さん夫妻 国民が納得する「帰国のタイミング」と「帰国理由」のウルトラCを探る宮内庁
小室さん夫妻対策チーム
フォーダム大は圭さんの入学に当たって、公式サイト上で《日本のプリンセス・マコのフィアンセであるケイ・コムロを受け入れる》と記述したが、その直後に《フィアンセ(=婚約者)》という表現をカットした。宮内庁からの「納采の儀を経ていないため、2人が婚約された状態ではない」との説明を汲んだ結果だったわけだが、
「このいわば“フライング発表”や唯一の奨学金を得たという事実を裏返せば、フォーダム大として圭さんの背後にあるものを利用したいと考えていたと捉えることもできるでしょう。他方、法律事務所もフォーダム大と似たようなスタンスで圭さんのことを見ているとして、法曹資格を持たない彼にいつまで“投資”を続けるのかというのは、宮内庁が注目している点でしょう」(同)
ところで、そもそもニューヨーク現地における小室さん夫妻へのサポートはどうなっているのか? 別の記者によると、
「ニューヨークでは今年2月に赴任した森美樹夫総領事の指示のもと、小室さん夫妻対策チームが編成されており、邦人保護の観点から2人の安全安否の確保を側面支援しています。すでに報じられているように、森氏と秋篠宮さまは旧知の間柄とされており、赴任直前のタイミングでも2人は面会しました。縁もゆかりもなく慣れない土地で結婚生活を送ることになった娘を思う父親の顔が覗けたワンシーンでしたね」
国民が納得しやすい理由や状況は?
この記者が続ける。
「もっとも、こういったチームが存在するということは、予算もついていると見るのが自然です。今は外国にいるのでその点はさほどクローズアップされることはないですが、帰国すれば警官がパトロールしている場面も含めて繰り返し報じられるでしょうから、警備の面で特別扱いを受けている、その費用はどこから出ているのかといった批判が渦巻くことも十分想定されます」
ここまでの流れを踏まえると、司法試験をパスすれば何ら新たな問題は生じないだろうが、それが叶わない場合、雇用関係や金銭的な問題など、いくつかの懸案がこれまで以上にクローズアップされることになる。それらをクリアする方策として、先に触れたように「帰国」という選択肢がないわけではない。しかし――。
「帰国のタイミングやその理由を丁寧に選び、説明しない限り、国民からの批判が強まることになるし、それは秋篠宮さまも望むところではないだろうという風に、宮内庁の人たちも見ているようです。当然のことでしょう。それで、“タイミングはともかく、国民が納得しやすい理由というか状況というのはどういったものなのか?”と彼らに尋ねてみたところ、“眞子さんの妊娠”という答えが多かったですね」(同)
小室さん夫妻や秋篠宮家への向かい風が止むターニングポイントは何になるのだろうか。
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