参院選、自民が擁立した4人の新人女性は“数合わせ”? 党の支援態勢は貧弱

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“夫婦別姓に賛成”と明言

 実際、4人のいずれに対しても、党を挙げた支援態勢は見られない。「どこの派閥も自前の候補者の応援で手一杯」(元閣僚)というのが現実だからだ。

「精力的に動いているのは、河野太郎広報本部長くらい。米ジョージタウン大学の後輩に当たる英利アルフィヤ氏を“河野ガール”とばかりに目をかけ、得意のSNSで彼女の弁を広めようと側面支援に励んでいますよ」

 と、先の記者は続ける。

「4人は出馬会見で記者の質疑に応じ、有里氏以外の3人が“夫婦別姓に賛成”と明言しました。自民党はいまも選択的夫婦別姓制度の導入に慎重な態度を崩していません。同席していた幹事長と遠藤利明選対委員長は、あまりに不用意な発言に絶句していましたよ」

週刊新潮 2022年6月30日号掲載

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