参院選、自民が擁立した4人の新人女性は“数合わせ”? 党の支援態勢は貧弱

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 各国の国会議員が交流する列国議会同盟(IPU)の調査によると、日本の議会における女性議員の比率は162位。主要7カ国(G7)の中でも際立つ最下位である。参院選を目前に、自民党がこの不名誉な現状の打開に乗り出したが、その取り組みへの評価はいま一つだ。

 政治部記者が解説する。

「自民党は今回、公認する比例代表の女性候補を3割まで増やしました。主導したのは茂木敏充幹事長で、5月30日の会見では“比例候補者33人のうち10人が女性ということになる。...

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