なぜ「IPPON女子グランプリ」でタレント勢が強かったのか 女性芸人を萎縮させた「番組の構造」
「果たして女性は大喜利が苦手なのか?」。そんなナレーションで始まった「IPPON女子グランプリ」だが、ハリセンボン・箕輪はるかさんが堂々たる戦いぶりを見せて初代女王に。もともと大喜利では同業者からも評価の高い実力者ではあったが、改めて全国区にその名を轟かせた格好だ。一方でタレント回に比べて芸人回には物足りなさを覚えたという声も少なくない。
確かに放送後のSNSやネットニュースでも、NMB48渋谷凪咲さんや神田愛花さんなど、女性タレントの回答ばかりが話題になっていた。...