中村仁美アナの“暴露”はほんの一部 テレビ局スタッフが明かす「占い番組」の真実
スポニチAnnexは6月8日、「中村仁美アナ 番組で呼んだ『超有名占い師』のテーブル上に置いてあった物暴露『これ占いじゃないじゃん』」の記事を配信した。
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この日、「上田と女が吠える夜」(日本テレビ系列・水・21:00)が放送された。
MCは上田晋也(52)で、テーマは「占い大好きな女VS占いを信じない女」。番組でゲストとして招かれたフリーアナの中村仁美(43)が、暴露トークを披露したのだ。
《過去に「女性アナウンサーをスタジオに集めて超有名な占い師が占っていくみたいな番組」があったという。占い師のテーブルには「台本と分厚い週刊誌のコピー」があった。中村に関する情報が記されたそのコピーに疑念を抱いたとし、「結局、台本と週刊誌を見ながらコメントされているのを見て、これ占いじゃないじゃんって」とツッコミを入れた》
上田も「俺もあった」と追随して暴露。とある番組の占い企画で、スタッフから「俺も占ってください」と頼むことは絶対にまかり成らん、と釘を指されたという。
理由として、「上田さんを占うためには、事前に上田さんに関する膨大な資料を用意しなければならない」と説明されたそうだ。
最近、YouTubeでの暴露トークが流行しているが、まさか地上波、しかもゴールデン帯の番組で生々しい証言が放送されたことから、ネット上では大変な話題になっている。
入念な打ち合わせ
バラエティ番組の制作に携わるスタッフは、「相次ぐ暴露に、業界関係者はヒヤヒヤしていますよ」と言う。
6月4日には、モノマネ芸人の原口あきまさ(46)がYouTubeで、モノマネ番組の“闇編集”を暴露して、こちらも大きな話題を呼んだ。
「原口さんは収録中、コロッケさん(62)のスピーチで涙を流したのですが、実際のオンエアでは全く別の場面で使われていたと明かしたのです。その衝撃が覚めやらぬ間に、今度は中村アナが追い打ちをかけたわけです。こうした暴露が今後も続くようでは、番組を制作している側からすると、たまったものではありません。スタッフは戦々恐々としています」(同・スタッフ)
中村アナが嘘をつくとは思えないが、発言の信憑性はどれほどのものなのか、念のために訊いてみた。
「あそこまで詳細に明かされると、答えないわけにはいきませんね(笑)。まず、朝の情報番組で紹介される占いと、バラエティー番組で芸能人を相手にする占いでは、作り方が全く違います。情報番組では占い師さんに丸投げすることもありますが、バラエティではスタッフと占い師さんは入念な打ち合わせを行います」(同・スタッフ)
打ち合わせの際、当然ながら占う芸能人の資料は集める──やはり、中村アナの“証言”は事実だったようだ。
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