ネイルをする男性が急増中 メーカーが力を入れる理由は

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「うーん、マンダム!」

 ぶっきらぼうに呟く俳優のチャールズ・ブロンソンがひげ面をなでまわす。化粧品メーカーのマンダムを有名にしたCMから52年、男性化粧品の世界は意外な進化を遂げていた。

 同社が男性用ネイルを発売したのは今年4月のこと。同社ではすでに「ギャツビー ザ デザイナー」という男性化粧品のブランドを発表しており、口紅、アイブロウ、コンシーラーなどを手掛けている。ネイルはその新シリーズというわけで、透明や淡いルビー、ベージュ、さらには、ブラックやシルバーといった、ハッキリとした色もある。

 肌を明るく見せるなど、最近では男性の化粧は珍しいものではない。同じようにネイルに気を使う男性も増えているのだろうか。

「はい、当社が昨年3月に行ったウェブアンケートでは、Z世代(10代~30歳ぐらいの層)の男性の半分は、手や爪の奇麗さを褒められることが嬉しいという結果が出ています。逆に爪の皮が剥がれていると彼女や奥さんからケアを勧められたりすることもあるのです」(マンダム広報部の木村彩子氏)

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