泉ピン子、「橋田壽賀子の遺骨を海に」はウソだった? 関係者らは「何から何まで事実と違う」
事実上の出禁
「いま泉さんは、テレビ局では事実上の引退状態です。きちんと打ち合わせができないとか、セリフをきちんと言えない、といった話が聞こえてきます」
と漏らす。また、
「橋田先生がご健在のときは、泉さんとも仕方なくつき合ってきましたが、あの方はいつも自分中心で人の悪口しか言わない。橋田先生亡き後は、誰もつき合いたがりません」
と耳打ちするのはTBS関係者。芸能関係者も、
「泉さんについてはいまや悪評が知れ渡って、『渡る世間』を放送してきたTBSだけでなく各局が煙たがり、ほぼ舞台にしか仕事がなくなっています」
と打ち明ける。舞台関係者も声を潜めて言う。
「えなりかずきがピン子にいじめられ、彼女を見るだけで震えるようになってしまったのは有名な話ですが、ほかにもたとえば歌手の坂本冬美。彼女が2018年11月に大阪の新歌舞伎座で行った舞台と、19年、21年に東京の明治座で行った舞台には、ピン子が友情出演しました。しかし、坂本はピン子から出演させるように頼まれ、坂本自身はピン子を慕っていたので気持ちよく応じましたが、周囲のスタッフは、いいように利用されているのでは、と困惑しています。また、今年5月に天童よしみが開催した歌手生活50周年コンサートにも、ピン子は自分を出すように要求して、大変だったのだとか。結局、そのステージには立たなかったものの、いまのピン子はこんなふうに周囲に迷惑をかけてばかりなのです」
坂本と天童の所属事務所はそれぞれ、ピン子とのトラブルを否定するが、「テレビ各局がピン子を事実上の出入り禁止にしている」といううわさは、方々から聞こえてくるのである。
ピン子側からは的外れの回答が
さて、前出の橋田家の関係者によれば、
「壽賀子さんが亡くなると、ピン子さんは“橋田さんのことを話しますよ”と、メディアに売り込んでいましたが、話した内容は、ほかにもウソが多い。壽賀子さんの遺骨を“気が付いたら食べていた”なんて話していましたが、ありえません。また、散骨する遺骨は“石屋からもらった”とうそぶいてもいるのですが、石屋から遺骨を受け取れるわけがないじゃないですか」
いやしくも「ママ」と慕った故人について、嘘八百を並べ立てて世間の耳目を集めているのだとすれば、ゆゆしき話である。
くだんの朗読劇の会見でも「橋田先生に育ててもらった。全国を回り“ありがとう”と伝えたい」と、恩返しを強調したピン子だが、関係者たちの話が本当なら、橋田さんへの恩返しどころか、恩を仇で返していると非難されても仕方ない。
見解を尋ねるべく、ピン子に質問状を送ったうえで自宅も訪ねたが、先手を打って管理人に「記者が来るから追い返せ」と伝えてあった用意周到ぶり。質問へは顧問弁護士から、「遺骨を散骨したい」「葬儀については関係者から聞いた」など、的外れの回答が届いた。
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