泉ピン子、「橋田壽賀子の遺骨を海に」はウソだった? 関係者らは「何から何まで事実と違う」

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お骨を持っていない

 それでは、橋田さんの遺骨を「散骨する」というピン子の発言は、どこが問題なのだろうか。橋田家のさる関係者が語る。

「壽賀子さんのお骨はすべて、愛媛県今治市にある橋田家の菩提寺におさまっていて、ご両親と一緒に眠っています。昨年4月9日に、関係者が貸し切りバスに乗り込み、熱海から今治まで納骨に行きました。ピン子さんも同行しましたが、その道中、彼女がお骨を手に入れた可能性はないと思います。みんながいる前で骨壺を開けることなどできませんから」

 ただし「女性セブン」には、ピン子は納骨のときに遺骨の一部を受け取った、と書かれている。

「火葬した際、その場で分骨したのは事実です。でも、それは熱海のご自宅にお参りにくる方のことを考えて、仏壇の脇にお骨を置いておくため。その一部を親族でもないピン子さんが受け取るなど、ありえません。この分骨も半年くらいして今治におさめられ、それまでの間は、壽賀子さんの4人の家政婦が見守っていたから、ピン子さんがこっそりお骨を手にすることはできなかったはずです」

 ピン子は、散骨があたかも橋田さんの遺言であるかのように語っているが、

「壽賀子さんの遺言書に書かれていたのは、“財産は橋田財団に寄贈します”ということだけ。生前の壽賀子さんから、散骨を望んでいると聞かされた人はいないし、そもそもピン子さんは壽賀子さんの遺骨を持っていません。なにをまくつもりなのか。魚の骨でもまくのでしょうか」

どうしてこんなにウソばかり…

 この関係者自身、こうして話しながら、謎が深まるばかりのようである。

「壽賀子さんが熱海の自宅で息を引き取った日、ピン子さんはスポーツ新聞の記者に自分から電話をかけて“橋田先生をひとりで看取った”みたいに話していました。でも、それは大ウソです。実際には看取った人は10人くらいいましたから。どうしてこんなにウソばかり言うのでしょうか。壽賀子さんの名誉や功績を貶めてでも、世間の注目を集めて、自分を売り込みたいのでしょうか」

 泉ピン子ほどのキャリアがある大物女優が、いまさら自分を売り込む必要などあるのだろうか。ところが、さる民放キー局の関係者は衝撃の事実を語ってくれた。

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