大阪公立大「白い巨塔」で覇権争い “病巣”は「維新の下僕」理事長 附属病院トップの不在続く
じかに圧力
「西澤さんは公立大病院の私物化を図り、是が非でも息のかかった人物を病院長に据えようとしているはずです」
そう語る荒川氏は、「70歳を超えたら、後進に道を譲るべきだ」などと、西澤氏からじかに圧力をかけられたことも。
「私は72歳ですが、向こうは五つ年上。西澤さんの言葉に耳を疑いました。さらに、天下り的な人事だと批判しましたが、西澤さんをはじめ大学法人の理事は私と同じでほぼ天下り。病院長任命を拒否する理由にはなりません」
背景には、下僕のように維新に追従する理事長の言動があった。
「週刊新潮」2022年6月23日号「MONEY」欄の有料版では、病院長不在となった経緯をはじめ、西澤氏と「日本維新の会」の関係や西澤氏の主張を詳報する。
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