「藤原紀香」が芝居にドラマに……バラエティ番組ではNGナシの舞台裏

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 6月6日、広瀬アリスが主演の連ドラ「恋なんて、本気でやってどうするの?」(フジテレビ系列・関西テレビ制作)のラストに、藤原紀香(50)が登場。彼女が連ドラに出演するのは、一昨年の「だから私はメイクする」(テレビ東京)以来。ところで、おかみさん業はどうなった?

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「恋マジ」での彼女は、黒のドレスにサングラスをかけて登場。藤木直人に向かい合うと、サングラスを外していきなり唇を奪うという、いかにもワケあり風のお出ましに、《インパクト強すぎ!》とネット上が沸いた。

 ドラマのみならず、3月から4月にかけては東京と大阪で、久本雅美とW主演のコメディ舞台「毒薬と老嬢」もこなしていた。

 一方、夫の片岡愛之助はといえば、今年は大河「鎌倉殿の13人」(NHK)に始まり、5月には「團菊祭五月大歌舞伎」(歌舞伎座)に出演し、その合間を縫ってRai BoC Hall.(さいたま市民会館おおみや)の杮落とし歌舞伎公演にも登場。6月からは戸次重幸とW主演の舞台「奇人たちの晩餐」で、東京、大阪、長野、愛知、福岡と回る。8月には京都南座で「坂東玉三郎特別公演 東海道四谷怪談」の伊右衛門役も控えている。さらに関西大学の客員教授就任も発表された。

 そんな中、梨園の妻である紀香は、芝居やドラマに出ていて大丈夫なのだろうか。民放プロデューサーは言う。

「最近はバラエティ番組もほとんどNGナシだそうです」

忘れないで

 昨年、彼女は「ダウンタウンなう」や後継番組「人志松本の酒のツマミになる話」(いずれもフジテレビ)にも出演し、今年は「ローカル路線バス乗り継ぎ旅」(テレ東)にも登場していた。

「たまにバラエティにも出演することで、『私、バリバリ働いてるわ!』とアピールできますしからね。とはいっても、グラビア上がりの人なので、さすがに連ドラの主役はなかなか難しい。役者としては、今回の『恋マジ』のようにゲスト出演とか舞台ということになるようです」

 おかみさん業だって大変だろうに。

「独身時代にはあれだけテレビに出ていた人ですからね、やはり本人は世間から忘れられるのは嫌なんでしょう。愛之助と再婚したときにも、『紀香の仕事は続ける』とも言ってましたから」

 16年3月に行われた結婚報告会見で、彼女は梨園に嫁ぐことについて質問され、こう語っていた。

紀香:生半可にはできない。今後のスタンスとして、仕事は続けますが、最優先順位は彼の健康面、歌舞伎の仕事のサポートです。藤原紀香としての芸能活動は、その中で許される範囲だと思っています。一番大事なのは夫の仕事。感謝の気持ちを今以上にやっていきたい。努力します。

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