観光魅力度ランキング1位でインバウンド復活へ? 賑わいが戻ってきた浅草のビフォーアフター
屋外でマスクを外す人の姿も増えてきた
6月10日、外国人観光客の受け入れが再開された。ツアー客に限定するなど制限はあるものの、約2年ぶりのことである。
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【写真】2年前、まるでゴーストタウンのようだった仲見世通りの様子
また、先月23日には、会話をしないなどの条件のもと、屋外ではマスク不要という新たな基準を政府が示した。アフターコロナの流れが進んでいるいま、観光地で行楽を楽しむ人々の意識にも変化が見られる。
週末の浅草・仲見世通りは大賑わい
今月11日の土曜日、東京の観光地の代名詞・浅草雷門を訪れてみると、記念撮影の観光客で賑わっていた。
外国人の一行に声を掛けてみると、
「沖縄で海兵隊として働いていて、休暇で浅草に来ました」
そう語ってくれた米国人の一家は、雷門をバックにマスク無しで記念写真をパシャリ。ほとんどがマスクを着けている日本人とは対照的である。
雷門をくぐった先の仲見世通りに出ると、前に進めないくらい多くの観光客でぎゅうぎゅうだった。まるでコロナ前に戻ったかのような賑わいぶりである。
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