ファイティング原田が78歳で再会したライバル リモート会談でジャブを打ち続けた理由は?(小林信也)

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「エデル・ジョフレとファイティング原田をロサンゼルスで再会させたい。原田を連れて来られないか」

 石井彰英がアメリカの「西海岸ボクシング殿堂」から依頼を受けたのは2021年3月。クリストファー・J・スミスが“ガロ・デ・オーロ(黄金のバンタム)”と謳われた伝説の王者ジョフレの評伝を書いた。それを祝う会で、永遠のライバル原田との再会を実現させたいという。石井が伝えると、原田はすぐ「行きたい」と声を上げた。

 再会の構想が発表されると、「300ドルのパーティー・チケットが1時間半で売り切れた」という。...

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