“プーチンわら人形に五寸釘”で逮捕された72歳男性 知人が証言する「意外な素顔と評判」
いくらウクライナに侵攻したロシアが許せないとは言っても、丑の刻参りでプーチン大統領を……。千葉県松戸市で、神社の御神木にロシアのプーチン大統領の顔写真を貼りつけたわら人形を打ち付けたとして、市内に住む72歳の男性が逮捕された。今時、わら人形とは驚くばかりである。
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事件が起きたのは5月19日午後2時過ぎだった。男性は松戸市三ケ月(みこぜ)の三日月神社に侵入し、プーチンの顔写真を貼り付けたわら人形を、五寸釘で境内の御神木に打ち込んだのだ。地元紙記者は言う。
「6月15日になって、市内に住む72歳の男性が逮捕されました。神社には賽銭泥棒用に設置された防犯カメラがあり、事件当日に容疑者が参詣した後、境内の奥へと向かう様子が映っていました。わら人形は縦約30センチ、横約20センチで、頭の部分にプーチンの写真が貼り付けてあり、その顔に五寸釘が打ち込まれていました。また胸部にも釘は打ち付けられ、中には《ウラジーミル・プーチン/1952年10月7日生/70才/抹殺祈願》と書かれた紙が入れ込んでありました」
呪いによって相手を殺す、まさに丑の刻参りではないか。
「正式な丑の刻参りは、いろいろ手順があるんだそうです。今回は、丑の刻(午前2時ごろ)に行ったわけではありませんしね」(同・記者)
早速、三日月神社に行ってみた。住宅地の中にある、こぢんまりした神社だ。神主が常駐しているような所ではないらしいが、「江戸川八十八ヶ所霊場」の25番だという。建立されたのは鎌倉時代初期。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)にも登場する、北条政子(小池栄子)と義時(小栗旬)の異母弟にあたる時房(瀬戸康史)の娘の子・千葉頼胤(よりたね)が築いた小金城の鬼門・守護として創建されたという。
神社の近隣住民に聞いた。
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