【チュニジア戦総評】吉田と遠藤が狙われ惨敗 そこから得られた教訓は?

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 負け試合の後によく使われるフレーズとして、「これが本番ではなくて良かった」というのがある。0-3で敗れたチュニジア戦は、まさにこの言葉がぴったり当てはまる“教訓”となる試合だった。

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 西アフリカのガーナは屈強なフィジカルを武器にするが、地中海に面した北アフリカのチュニジアはアラブ系のため、サッカーのスタイルは中東に近い。

 奇しくも20年前の2002年6月14日、日韓W杯のグループリーグ最終戦で日本は大阪・長居陸上競技場でチュニジアと対戦し、森島寛晃と中田英寿のゴールで2-0と快勝し、初めてベスト16に進出した。...

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