静岡の120人摘発にも懲りず 新宿のホテルで開催された「乱交パーティー」の全容 終了後に主催者を直撃!

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X氏を直撃

 エントラス前で待つこと3時間。午後9時過ぎ、男性客がちらほら出てきた。暗がりで表情まではよくわからないが、どことなく足取りが軽く見える。肩を並べて楽しげに談笑しながら出てくる二人組もいた。

 やがて女性たちも出てきた。X氏は顔を隠した状態だが女性メンバーの写真をTwitter上に公開していたので、服装で参加者だと確認できる。評判通り、みな20歳前後くらいの若くてきれいな女性たちである。

 午後10時40分頃、女性メンバー2人を伴い出てきたX氏に声をかけてみた。

――デイリー新潮です。今日はどのような会が行われていたのですか?

「な、なんですか。いきなり。怖いです」

 怯えた表情で固まるX氏。

――先日、静岡で摘発されたばかりですが、このような会を開いて不安はないのでしょうか?

「うちは大人のパーティーなので、そういうのはやっていません」

――関係者からは、乱交パーティーだと話を聞いていますが?

「誰から聞いたんですか。男性ですか? 女性ですか?」

怒り出したX氏

 押し問答が続いた後、記者が「過去に参加していた男性からは、取材させていただいています」とだけ答えると、

「楽しんでおいて、そんなことするんだなぁ!」と怒り出してしまった。どのような趣旨でこのビジネスを始めたのか取材したいと説いても、取り付く島がない。

――公然猥褻罪に問われるようなことはしていないんですか?

 この質問には、矢のような早さで、

「免許を取っているから大丈夫です」

 と返答。

――客から運転免許証を見せてもらっているという意味ですか?

「そうじゃないです。もういいです、説明しません」

 あとで事情通から聞いたところによると、彼は風俗店の営業許可証を取っていると言いたかったようだ。日頃からX氏は、「ウチはデリヘルの許可を持っているから絶対に摘発されない」と強弁しているという。もちろん風俗店の許可は、公然猥褻罪の成立要件とは一切関係ない。

 結局、X氏は「怖いです!」と言い残して、女性と一緒に行ってしまった。

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