静岡の120人摘発にも懲りず 新宿のホテルで開催された「乱交パーティー」の全容 終了後に主催者を直撃!

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パンツ一丁で広間に集合

 参加希望者がDMを送ると、個別に案内文が送られてくるシステムになっている。関係者から入手した案内文にはこうあった。

〈場所 都内近郊 予約確定の方に前日までにお伝えします
1部 14時30~17時45
2部 2部18時~22時
参加費 1部3.5 2部3.5
持ち物 ゴム、歯ブラシ、タオル(+1500円で3点セットレンタルも可能ですが、事前に連絡ください)飲み物、おつまみはこちらでご用意しますが、手土産は大歓迎です〉

 この日はすでに第1部が開催されていたのだ。先ほどの男性たちは第2部からの参加者。あの紙袋には手土産が入っていたのであろう。会費は3万5000円。静岡の事件では1万円と伝えられているから、ずいぶん強気な金額である。

 事情通によれば、前日までに知らされるのは最寄りの駅名だけ。駅を出たと連絡すると、ダイレクトメッセージで具体的な住所が送られてくるという。だから、みなキョロキョロしながら会場へやってきたのである。では、いったい中ではどのようなことが行われているのだろうか。

1人の女性に群がる3、4人の男性

「女性は先に入っていて、下着にTシャツくらいのラフな格好をして待ち受けている。男性たちは入室して主催者に会費を支払うと、順にシャワーを浴びていきます。男性客がパンツ一丁になって一番広い部屋に集められたところで、主催者が挨拶し、注意事項などを説明します」(事情通)

 そして、各部屋に女性が割り振られてから、よーいドンとなるのだ。狙いをつけていた女性にまっしぐらに向かう者もいれば、悠然と“敵”の出方をうかがう者もいるという。毎回、女性のほうが人数は少なく、多くても7、8人。男性の参加者はその倍以上で、1人の女性に3、4人の男性が群がる展開になるそうだ。

 そこでうまく男性たちを差配していくのが、主催者のX氏だ。

「年齢は40くらい。本業は不動産屋のようです。彼はプレイには参加せず、みながうまく遊べているかを見て回る。こういう場に参加する男性は基本的にコミュニケーション能力が低い人が多い。初めての参加でどう動いていいかわからず、ポツンと取り残されてしまう参加者もいる。そういう人にX氏は積極的に声をかけ、『あっちの女の子、寂しそうにしているから行ってみましょう』などと背中を押すのです。X氏のそうした“手腕”を信頼し、参加し続ける男性リピーターは多い」(同)

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