原口あきまさの“告発”に同情の声多数 バラエティ番組における編集の実情

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 モノマネ芸人・原口あきまさ(46)の“告発”が話題になっている。例えば東スポWebは6月4日、「原口あきまさ モノマネ番組の“闇”暴露…出なくなった理由は『オンエアで変わってる…』」の記事を配信した。

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 原口は6月4日、お笑いコンビ・鬼越トマホークの公式YouTubeチャンネル「鬼越トマホーク喧嘩チャンネル」にゲスト出演した。担当記者が言う。

「3人のトークは序盤から大いに盛り上がり、笑い転げた視聴者も多かったはずです。動画が始まってから10分ほどして、『なぜ原口はモノマネ番組に出なくなったのか?』という話題になりました。原口さんは『もう5~6年経つかな』と切り出すと、理由を明かしたのです」

 原口によると、ある“歌マネ”のタレントをスターにするため、その番組のスタッフが一丸となっていたという。

 そのためか、原口のような「お笑いに軸足を置いたモノマネ芸人」を軽視するような雰囲気も漂っていた。原口は「内部でもピリピリしていた時期」と話している。

「原口さんと“歌マネ”の人が決勝で戦い、その人が優勝に輝いたとのことでした。その後、出演者に感想を訊くコーナーに移ると、コロッケさん(62)が熱く語り出し、収録会場は感動に包まれたそうです」(同・記者)

原口の涙

 原口によると、コロッケは次のような話をしたという。

「いろいろ今、モノマネ界もみんなで頑張っていかなきゃいけないんだけど、原口もいるし、神奈月(56)もいる。みんな頑張ってるんだから、見捨てないでほしいし、こういうところ気を使ってほしい」

 コロッケが「お笑いに軸足を置いたモノマネ芸人」が冷遇されていたことに苦言を呈したのは明らかだった。

「コロッケさんの発言が感動的だった上、原口さんにとっては大先輩が自分の名前を挙げてくれたわけです。自然に涙が出たそうなんですが、オンエアを見て驚いたといいます。なぜなら、“歌マネ”の人が優勝したと発表されると、次に原口さんが涙を浮かべていた、という順序で編集されていたからです」(同・記者)

 原口が涙を流した意味は、編集で全く違うものになってしまった。他にも細かいトラブルが起きたため、原口はモノマネ番組と距離を置くようになったという。

 民放キー局で番組制作に携わるスタッフは、「私もYouTubeを見て非常に驚きました」と言う。

「原口さんは口調こそ穏やかでしたし、トークで笑いを取ることも忘れていませんでした。それでも、編集は“嘘”であり、涙の意味を勝手に変えられてしまったと、不信感と不快感を表明していたのは明らかでした。当然でしょう。あそこまで酷い編集は、私も見たことがありません」

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