中日・根尾昂“投手転向”で鮮明になった「立浪独裁」と「球団の構造的問題」

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外野手、ショートを経て投手という“たらい回し”

 セ・パ交流戦が終わり、上位と下位の差が徐々に開いてきた今年のプロ野球だが、ここへ来て大きなニュースが飛び込んできた。交流戦終了時点でセ・リーグ最下位に沈む中日の立浪和義監督が、根尾昂の“投手転向”を明らかにしたのだ。【西尾典文/野球ライター】

 今シーズンの根尾の成績は、26試合に出場して8安打、0本塁打、打率.211と苦しい状況が続いており、投手として登板した2試合ではいずれも150キロをマークするなど高い能力を見せていたことが転向に繋がったと考えられる。...

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