「筒香嘉智」「秋山翔吾」へのヤバい猛バッシング ささやかれる日本球界復帰の可能性と両者共通の意中の球団とは?
マイナーで好成績だったが
ところが、低調な成績のまま鳴かず飛ばず。MLB通算0本塁打のパワー不足もネックとなり、契約途中でありながら4月にレッズを自由契約となってFAに。その後、5月9日にパドレスとマイナー契約を結んだ。
3Aのマイナーリーグでは16試合に出場し、70打数24安打で打率3割4分3厘、3本塁打、21打点。好成績を残していたが、6月3日の試合出場を最後に新型コロナウイルス感染のためILに入った。
ナ・リーグの極東スカウトの1人は、「メジャー昇格を目指し上り調子になっていただけに、コロナ感染による戦線離脱は忸怩たる思いだろう」と評する。
ただ、たとえマイナーで好成績を残し続けていても、昇格チャンスがあるかどうかは不透明だ。実際、6月2日にパドレスでは、通算335本塁打のロビンソン・カノが自由契約となり、秋山の昇格を予想する声も出ていたが、結局のところ白羽の矢が立てられたのは秋山と同じ外野手で27歳のノーマー・マザラだった。
両者共通の意中の球団
このスカウトが続ける。
「普通に考えれば、秋山はやはり34歳の年齢がネック。MLBでの2シーズンで結果を残せていないこともあり、パドレス側は彼がマイナーでどれだけ打っても7から8掛けの評価で判断せざるを得ない。現状、西地区2位で首位を狙える位置にいるパドレスで、秋山のメジャー昇格のチャンスはかなり低いと見ていい」
MLBではなかなか活路を見出すことができない筒香と秋山。実は現在、2人には支配下登録期限となる7月31日までのNPB復帰がささやかれている。その両者共通の意中の球団として目されているのがDeNAだ。
スポーツ紙の担当記者は、元ハマの大砲・筒香を巡るベイスターズ側の内情についてこう語る。
「言うまでもないですが、筒香にとってDeNAは古巣です。2019年オフにポスティングシステムでMLB挑戦を表明した際、DeNAの三原一晃球団代表は、筒香が将来的に国内へ復帰する決意に至った時には、球団の総意として再び迎え入れる意向であることを明言しています」
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