今や俳優が本業の「板尾創路」 “孤高の天才”と呼ばれた男の意外な撮影風景

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淫行容疑で逮捕

 週刊女性PRIMEは2018年11月、「板尾創路、お笑いに執着はなし『僕はもう未練はありません』」の記事を配信した。

 インタビュー記事の中で板尾は、お笑いとの“決別”を淡々と語っている。

《「もう僕らの時代ではないですよ。お笑いで昔できたことが今はできなくなっているので、若手は大変だなとは思います。僕はもう未練はありませんけどね」》

 ご記憶の方も多いだろうが、板尾は過去に複数回、“スキャンダル”が報じられた。担当記者が言う。

「1994年、当時14歳の少女と淫行をしたとして青少年保護条例違反容疑で逮捕され、罰金30万円の刑が科せられました。少女が18歳以上とウソをついていたことから同情論も出て、結局は長期の謹慎で決着しました。しかし、もし今の時代に同じことが起きたら、引退に追い込まれても不思議はないと思います」

 更に2017年11月にはFLASHがグラビアアイドルとの不倫疑惑を、20年2月には文春オンラインが一般女性の「体を触った」との告発を、それぞれ報じた。

「FLASHが記事を報じた際、板尾さんは監督作の『火花』が公開間近というタイミングでした。出演者には『暴行、窃盗、不倫』などの不祥事を起こさないよう諫めていたそうですが、監督自らが不倫報道を報じられるという“言動不一致”も話題を集めました」(同・記者)

エビフライ伝説

 FLASHは、板尾とグラドルがラブホテルに3時間以上、滞在したことを確認していた。しかしグラドルは「部屋で映画を観ていただけです」と不倫を否定、板尾は「ご想像にお任せします」とはぐらかした。

 文春オンラインの報道も、板尾がTwitterのダイレクトメッセージを使ってナンパしていることが一部で注目を集めたが、世論が批判するようなことはなかった。

「スキャンダルが報じられても、いずれも致命傷にはならなかった。渡部建さん(49)や東出昌大さん(34)と比較すると、かなり珍しいことが分かります」(同・記者)

 かつて板尾は“孤高の天才”と呼ばれていた。要するに天然ボケなのだが、そのスケールが常人とは異なる。

「最も有名なのが、『エビフライ定食を頼んだのに、肝心のエビフライを残した』というエピソードです。ご本人も事実だと認めていますが、理由については『覚えていない』そうです。他にも9時間の生放送番組に出演していたにもかかわらず、途中で帰ってしまったことも知られています。こちらは相方のほんこんさんが、事実だと証言しました」(前出の番組関係者)

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