加藤綾子「イット!」降板でフジテレビの悩みは深刻 港さんがもう少し早く社長になっていたら

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コアでは2位

「確かに『イット!』の視聴率はいいとは言えません。同時間帯では4位と最下位ですが、それはあくまで世帯視聴率での話。実は、コア視聴率で見ると『news every.』(日本テレビ)に次ぐ2位なのです。フジとしても不満などなかったはずです。むしろ彼女に辞められて、後任探しに頭を抱えていると思いますよ」

 後任には宮司愛海アナ(30)が就任するという報道もある。

「カトパンがフジを退社して『めざましテレビ』を卒業すると、視聴率は1ポイント以上落ちたことがありました。後任選びには慎重になると思います。確かに宮司アナは、スポーツニュース番組『S-PARK』のMCを担当し、東京五輪、北京五輪でもキャスターを務める活躍を見せました。この4月からは昼の報道番組『FNN Live News days』の月・火曜キャスターを務めるようになり、将来のフジを背負って立つ存在だと思います」

 ほかに有力候補はいるのだろうか。

「東大医学部卒の藤本万梨乃アナ(26)や渡邊渚アナ(25)、元女流棋士の竹俣紅アナ(23)といったところでしょうか」

 いずれも報道番組を任せるにはかなり若い。

“小港さん”はどうする?

「1980年代、フジの全盛期には、女子アナブームの火付け役で“花の三人娘”と言われた河野景子(57)、八木亜希子(56)、有賀さつき(故人)という人気局アナがいましたが、近頃の人気女子アナは皆フリーになってしまいます。最近も久代萌美アナ(32)や久慈暁子アナ(27)が退社しましたが、かつての人気女子アナも、タレント化した高橋真麻(40)を筆頭に、『サタデーステーション』(テレビ朝日)MCの高島彩(43)、『news TOKYO FLAG』(TOKYO MX)MCの平井理央(39)など、辞めて伸び伸びと活動して注目されています。その影響でフジの女子アナは人材不足になっています」

 今月末には、“小港さん”こと港浩一新社長が誕生する予定だが、

「もう少し早く港社長になっていたら、カトパンを無理にでも引き留めたかもしれません。彼はフジのバラエティを引っ張ってきた人ですが、新人女子アナの冠番組『○○パン』の第1弾『チノパン』の総合プロデューサーでした。このままですと、八木アナを再び起用するとか……そんな事態もあるかもしれません」

デイリー新潮編集部

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