登校されない愛子さまに心配の声 リモートの徹底の意外な“メリット”とは
一貫した感染対策
それは昨年6月、東京五輪開催のひと月前に「宮内庁長官の拝察」という形で陛下の感染拡大へのご懸念が示されたことからも明らかであり、
「地方へのお出ましは、コロナが流行して以降、一切なさっていません。これは秋篠宮さまとは対照的です。万が一にもご自身が感染されるようなことがあれば、他の皇族方とは次元の違う事態が生じるのは自明。常にその想定ができているからこそ、陛下は慎重にならざるを得ないのです」(同)
一例として、今月5日に滋賀県で催された「全国植樹祭」が挙げられる。
「四大行幸啓の一つであり、式典関係者はお出ましを前提に準備を進めてきましたが、すでに3月下旬、宮内庁は県に“コロナで出席は難しい”と連絡している。直前まで状況を見極めるのではなく、少しでも不確実な要素があればオンラインに切り替える。陛下は、一貫して感染状況を厳しく捉えられています。そのご姿勢のもと、愛子さまにもリモート授業を勧められたと伺っています」(同)
意外なメリットも
そこには思わぬ“メリット”もあるのだといい、
「ICUと学習院では学生の気質が異なるものの、眞子さんの騒動があった後です。外出先で、小室圭さんのようにむやみに近寄ってくる人がいないとも限りません。御所で勉強に専念できるのであれば“変な虫”とも無縁。両陛下もご安心のことと拝察いたします」(同)
一方、皇室制度に詳しい小田部雄次・静岡福祉大学名誉教授は、
「愛子さまが大学に通えない状況は陛下も不憫に思っておられることでしょう。確かに御所にいらっしゃれば“第二の小室さん”のような人との接触もあり得ません。ですが、そもそも聡明な愛子さまに、その心配はご無用だと思います」
とはいえ、備えあれば憂いなしでもある。
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