「イッテQ!」海外ロケ再開で「ガンバレルーヤ」も「番組」もいよいよ正念場

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低下を続ける視聴率

 上手くいけば、まさにWin-Winの関係になるわけだ。とはいえ、「イッテQ!」という番組自体のパワーが落ちているという問題もあるという。

「ビデオリサーチが調査している番組視聴率(註)によると、たとえば2009年10月に番組は視聴率30.2%を記録しました。ところが近年は下降気味で8%や7%という数字も珍しくないのです」(同・スタッフ)

 様々な原因が指摘されているようだ。たとえば2018年には週刊文春が、「存在しないお祭りをでっち上げた」とのヤラセ問題を報道。翌19年に放送倫理・番組向上機構(BPO)が放送倫理違反を認定した。

「手越祐也さん(34)が20年6月に番組を“退所”し、イモトさんも21年11月から産休に入りました。イモトさんは今年3月に復帰したとはいえ、海外ロケは依然として休止。番組のスケール感がなくなっていました。おまけに同じ3月にはロッチの中岡さんがロケ中にケガ。どうしてもイメージ低下は避けられず、番組としては踏んだり蹴ったりだったと思います」(同・スタッフ)

 少なくとも今のところ、視聴率という観点からは“ガンバレルーヤ効果”は現れていない。イモトアヤコの完全復帰はいつかという問題も含め、番組としては今が正念場なのかもしれない。

註:関東地区、世帯、リアルタイム

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