「慰安婦証言」はなぜ二転三転? 「慰安婦は売春婦の一種」発言で訴追された韓国人元教授が検証

国際 韓国・北朝鮮

  • ブックマーク

 慰安婦たちの初期の証言から浮き上がるのは、貧困によって売られたという哀れな姿である。しかし時を経るにつれて、誰もが「日本軍に強制連行された」と主張するようになっていった。その背後には、彼女たちを政治利用しようとした日韓左派勢力の連携があった。【柳 錫春/元延世大学教授】

 ***

 李容洙及び金学順の二人は挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)が主導した慰安婦運動を象徴する人物である。『赤い水曜日』の著者である金柄憲は、彼らが1990年代初めから今日まであらゆるメディアで証言した記録を一つ一つ追跡し、証言の変化を分析した。...

つづきを読む