「浅野ゆう子」が大忙しの事情 昨年11月に訪れていた大きな転機

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舞台に夢中

「彼女は現在公演中の喜劇『熱海五郎一座 任侠サーカス~キズナたちの挽歌』に出演しているので、その宣伝のためということもあります。実際、彼女が出演した番組の多くで宣伝をしていました。三宅裕司さんが座長を務める『熱海五郎一座』は、元々は伊東四朗さんと三宅さんを中心に、ラサール石井、小宮孝泰、小倉久寛、東貴博、春風亭昇太らで、04年に旗揚げされた喜劇一座ですが、伊東さんが参加しないときは『伊東』の次の『熱海』、『四朗』でなく『五郎』を名乗って公演しています」

 浅野が熱海五郎一座に参加するのは今回が2度目だ。

「13年の公演『天使はなぜ村に行ったのか』では、テレビ番組で共演した三宅さんの楽屋に彼女が乗り込み、『なんとか「熱海五郎一座」に出させていただきたいんです!』と直訴して出演に至ったというのは有名な話です。なんでも、50歳を過ぎて喜劇に目覚めた彼女は、様々な舞台を見た中で、『熱海五郎一座』に感動したからだそうです。芸人がMCのバラエティにばかり出演するのも、その辺りが関係しているのかもしれません」

 その思い入れも強いのだろう。もっとも、彼らの舞台は、公演後にDVD化されるほどの人気だ。そんなに宣伝しなくてもいいのでは?

「舞台の宣伝は表向きにすぎないでしょう。確かに、彼女は舞台に夢中のようです。『熱海五郎一座』の後には7月末から8月末まで『ゲゲゲの鬼太郎』(東京、大阪公演)が控えていますからね。鬼太郎では“砂かけばばあ”を演じるそうです。もっとも、舞台はお金にならないんです」

 お金に困っているのだろうか。

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