綾野剛はガーシーの攻撃に耐えられるか 7月期「TBS主演ドラマ」の裏で新たな動きが

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「1社が、東谷氏の主張を調査し始めた」

「日曜劇場」のスポンサーはSUNTORYとSUBARU、日本生命、花王。2018年の「ブラックペアン」から変わっていない。高視聴率で好感度も高いドラマを放送し続けていることから、スポンサーになることを望む企業が絶えない超人気の放送枠となっている。

 4社はいずれもエクセレントカンパニーであり、企業も商品も既に十分な知名度があるため、イメージが損なわれるくらいならCMを流さないという判断が十分ある。事実、「4社のうち1社が、東谷氏の主張に関する調査をしている」と広告代理店社員は証言する。この企業がCMを流さないことにした場合、ドラマの冒頭でのスポンサー名の読み上げもない。

 もっとも、CMを引き上げてもスポンサー料は支払わなくてはならない。スポンサーは降りられない。契約があるからだ。

 民放各社のタイムCM(番組の提供スポンサー)の契約は通常、半年単位。ドラマごとの契約ではないのだ。「放送中の『マイファミリー』はスポンサーになるが、東谷氏の件があるので『オールドルーキー』はスポンサーを降りる」といったことは出来ない。

 なので、スポンサー離れは起きようがない。あるのはスポンサーがCMを流すかどうかの判断。TBSが新たなスポンサーを探すこともない。スポンサー料は受け取り、スポンサー契約も続くからだ。

 万一、CMを流さない企業が出たら、代わりにACのCMが流れる公算が大きい。放送予定の変更は考えられない。現時点では東谷氏サイドの主張に終始しているからである。

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