パラグアイ戦で見えてきた日本代表“攻撃陣の序列” 久保建英には厳しい現実
カタールW杯へ向けての強化試合としては、正直、パラグアイは物足りなかった。ただ、W杯南米予選は8位に終わり、これからリスタートを切るチームに多くを期待するのは酷というもの。4-1の結果は妥当だし、日本が後半に選手を交代しなければさらにゴールを重ねたかもしれない。それだけ両国には実力差のあった対戦だった。
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日本としては、負傷がちのため6月の4試合の出場が危ぶまれる冨安健洋、同じく負傷でリーグ戦を欠場したキャプテンの吉田麻也、手術をしたため今回の招集を辞退した酒井宏樹、そして酒井同様にJリーグへ復帰したが、FC東京では右SBにコンバートされ、クラブでも代表でも出場時間の限られている長友佑都、といったベテランDF陣に代わるユニットがどれだけ機能するのか、確認するのが喫緊の課題だったはずだ。...