〈消費期限2015年2月〉ロシア軍の“食糧困窮”の証拠写真 物資の横流しが常態化か
物資の横流しが常態化
いまや前線の兵士の食事すら賄えないほど困窮しているのか。
「ロシア軍では昔から、物資の横流しが横行していたといわれます」
そう解説するのは、さる軍事ジャーナリストである。
「世の中には、各国軍のレーションを“ミリ飯”と呼んで愛好する人々がいる。そういう需要に応じて、ロシア軍のレーションを売る業者もいるのです」
実際に、いくつかの通販サイトでは現在もロシア軍のレーションが売られている。しかも、戦地の兵士に支給されたものと違い、消費期限が残っているものも多い。
「米軍などでは、期限切れ間近の食品を民間に放出する正規ルートがある。一方、自衛隊ではレーションの転売は禁止です。ロシア軍のレーションも“非売品”と明記されており、誰かが小遣い稼ぎに横流しした可能性もある」(同)
腹が減っては、で彼らの士気が下がってくれればいいのだが……。