フジ「呼び出し先生タナカ」のパクリ問題 事態はかなり深刻で、番組終了の可能性も

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港新社長はどう思う

「かつて『クイズ!ヘキサゴンII』(フジ)で“おバカキャラ”で人気を博しましたが、このキャスティングを業界では疑問視しています。おバカキャラのタレントがおバカ解答をするのは当たり前のことで、全く想像の域を超えていません。しかも、かなり昔にフジで活躍したタレントを、いまキャスティングするという演出にも懐疑的です。つまり『呼び出し先生タナカ』には、オリジナリティがどこにも見当たらないのです」

 ナイナイ岡村は、周囲にこう漏らしているという。

「この企画をするのであれば、かつての『めちゃイケ』メンバーで“抜き打ちテスト”をレギュラー化したほうが良かったのではないか?」

 問題はさらに大きくなりつつあるという。

「アンガ田中が所属するワタナベエンターテインメントの吉田正樹会長(62)は、元フジテレビ社員で、『オレたちひょうきん族』で鍛えられ、『夢で逢えたら』や『笑う犬の生活』など人気バラエティ番組の名プロデューサーでした。今回のパクリ騒動が鎮火しなければ、何らかのアクションを起こすかもしれません。このままでは、所属タレントの田中の評価に傷がつく可能性まで出てきましたからね」

 さらに吉本興業も絡む可能性まで。

「吉本は、吉田会長のいるワタナベエンターテインメントにはクレームをつけないまでも、フジには文句を言うかもしれません。番組を共に作ってきた岡村、そして松本さんまで、公然と“パクり番組”と言い始めたのですから、放ってはおけないでしょう」

 フジの新社長にも話が及ぶかもしれない。

「今月、フジは港浩一さん(70)が新社長に就任します。かつてフジのバラエティ番組を引っ張ってきた人ですから、このような番組を許すかどうか……。ひょっとすると『呼び出し先生タナカ』は終了するかもしれません」

 事態は深刻だ。

デイリー新潮編集部

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