出馬表明の乙武洋匡氏に、障害者芸人・ホーキング青山氏は違和感 「優等生的な『キレイな話』しかしない」
「障害者としての苦労」が共有できない
青山氏がその気配を感じたのは、障害者関連の問題での乙武氏のコメントのスタンスだったようだ。
「不倫騒動前と変わらず優等生的な『キレイな話』しかしないこの人はまだ諦めていないと確信していました」(同)
乙武氏のコメントは、障害者に寄り添っているようにも見える。しかし、青山氏はあまり共感できないという。
「例えばマツコ・デラックスさんが『自分はオカマだし、結婚できない』などと自虐の冗談を言う姿からは、冗談とは裏腹にマツコさんが抱えている孤独とか、寂しさが伝わってきて、その人間味に共感する人が多い。しかし、キレイな話しかしない乙武さんには、『障害者としての苦労』を共有できる感覚が持てないんです」(同)
なお、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう見立てる。
「東京選挙区は6議席で、自民党、立憲民主党、公明党の候補が当選確実。残り3議席を自民党のもうひとりの候補と、共産党、れいわ新選組、都民ファーストの会の4者で争う構図です。無所属の乙武氏はその次のグループでしょう」