日本医師会「中川会長」退任で、寿司デートのお相手「年収1800万円」女性はどうなるか
「労働争議」の不安
A子さんは40代の独身で、医師会内では「優秀な研究員」との評が定着しているという。一方で、地元・札幌に妻子を残して単身赴任中の中川氏との“親密”過ぎる関係は、以前から噂の的になっていた。
「中川さんが会長になるまでは、週末になると医師会館近辺の料理屋などで2人の姿がよく目撃されていました。中川さんが会長選に出る時も“A子さんとの関係が問題になる”ということで、出馬を思いとどまらせようとした幹部もいたほどです」(医師会関係者)
ただ中川氏という後ろ盾があったせいか、医師会内でA子さんに直言できる人間はおらず、2人の関係は「公然のタブー」になっていたという。
「今後、中川体制との訣別を宣言しなければならない新体制下で、A子さんの処遇問題が浮上するのは必至。彼女の有能さを評価して“現状維持でもいいんじゃないか?”と話す職員もいれば、“高額すぎる現在の歪な給与は是正されるべきだ”との声も多い。ただし、急な処遇変更をすれば、A子さんから“労働争議を起こされかねない”との懸念があり、医師会内では新会長に判断を一任する空気が醸成されています」(同)
一方で、こんな声も。
「相次ぐスキャンダルで中川さんの権力が揺らぎ始めるのを見て、すでにA子さんはアクションを起こしていた。この2年間、A子さんは共同研究を持ち掛けて“医師会で発表しましょうよ”との殺し文句で、各大学の薬学部や医学部などの教授たちと精力的に関係構築を図っていました。そうやって外部に多くの“ファン”を獲得したことで、中川さんが去っても、彼女の立場がすぐに弱まるとは考えにくい状況が生まれている。処世術では中川さんより、A子さんのほうがよほど長けています」(前出・幹部)
日本医師会を通じて日医総研に事実確認を求めたが、
「(A子さんは)役員ではないので(質問には)お答えしかねます」
との回答だった。
中川氏は退任後「(地元)札幌に帰る」と周囲に話しているといい、2人の関係にも“終止符”が打たれることになるか。
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