山梨・道志村の女児行方不明 結局のところ「事件」なのか「事故」なのか?

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隣接する県に住む人物への捜査も

「確かにそうですね。そういった点から、“何者かの関与”を疑って事件に巻き込まれたのではないかという見立てもありました。例えば、現場から発見された靴は劣化しておらず、2年7カ月も厳しい自然環境の中で放置されていたようには見えないということでした」(先の記者)

 当然、何者かがこのタイミングで、骨や遺留品の一部を移動させたのではないかという見方も出てくる。骨などが発見される前から、県警は何らかの形で関与した人物はいないか、事件の線でも捜査を進めてきたのは事実である。

「県警は、美咲さんが失踪して以降、キャンプ場に少しでも関係した人たちに捜査を拡げて調べてきました。犯行を行った可能性が少しでもありそうな人物が浮上すると、隣接する県にまで出向いて事情を聴くこともあったとか。しかし、事件性を認めることはできなかったと聞いています」(同)

 表向き県警は、事件と事故の両面で今回の件を捉えていると報じられているが、

「事件に関与した人物がいる可能性は限りなくゼロに近いということで、基本的には事故として結論づけているようです」(同)

 それをどんな風に公表するのか、あるいはしないのか、難しい判断を迫られることになるだろう。

デイリー新潮編集部

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