W杯一次リーグで日本はスペインに大敗する可能性 ならばどう戦うべきか
日本の1トップは誰?
先週、ヨーロッパの視察から戻った森保一監督は、EL(ヨーロッパリーグ)のフランクフルト対バルセロナ戦(1-1、3-2)を観戦し、次のような感想を述べていた。
「バルセロナの4-3-3に対し、フランクフルトは3-4-3から5-4-1の形で上手く受けながら、ダメージになる崩され方はさせずに、ボールを奪ったら素早い攻撃でチャンスを作っていた。相手が攻めあぐねているときに、しっかりボールを奪って、幅を使って攻めていた。スペインは五輪代表もビルドアップ能力が高いので、しっかりバランス良く守らないとやられてしまう。守備だけの守備ではなく、そこからしっかり攻撃につなげないといけない」
そして選手では3トップの左に入った鎌田大地が「アクセントになっていた。相手にとって厄介な存在になっていた」と高く評価した。これまで森保ジャパンは、試合の流れの中で3BKになることはあったが、最初からトライしたことはなかった。
6月に予定されている4試合のテストマッチで最大の敵と言えば、6日に国立競技場で対戦するブラジルに他ならない。この試合で森保監督が3-4-3から5-4-1に可変するシステムを採用するのかどうか。そして機能するのかどうか。
3BKの人選と中盤の構成、さらには1トップに誰を起用するかなど、見どころの多い試合になることは間違いないだろう。
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