50歳で真打昇進! 春風亭柳雀が語る37歳での入門 前職はIT系のエリートサラリーマン
「人生100年時代」という現代。ならば50歳は人生の“折り返し地点”といえそうだが、その節目で真打昇進を果たした落語家が。5月1日から都内で「真打昇進披露興行」に臨んでいる春風亭柳雀(りゅうじゃく)である。
「真打は落語家としての本格的なスタートといわれますが、私の場合は仲間から“スタートじゃなくてゴールですよね”なんていじられてます」
頭をかきつつ語る柳雀だが、師匠の瀧川鯉昇(りしょう)(69)の門を叩いたのは実に37歳の時。斯界では20代での入門がほとんどで、30代も後半に入ってからの弟子入りは珍しい。...