サンジャポ「良原安美」アナの素顔 父親とトヨエツはサーフィン仲間、緊張し過ぎると見てしまう“ありえない夢”

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面白エピソード

 面白いエピソードに事欠かない点も“強み”だろう。まずは航空会社でパイロットをしている父親と俳優の豊川悦司がサーフィン仲間だというもの。「日曜サンデー」に豊川がゲスト出演したときにそのいきさつが明かされたのだが、良原アナがまだ学生のときに家族で海に行った際に、偶然豊川と出会ったという。父親と豊川が同じ高校の先輩・後輩の関係だったことから、交流が始まったのだとか。

 緊張しすぎると“吐血する夢”を見る“クセ”があるという。「日曜サンデー』」アシスタント初登板の際に告白したが、その時で3度目の“吐血”だった。最初は「news zero」のお天気キャスター初出演時、次がTBS入社初日の前夜だったというから、“かなり真面目”で“考えすぎる”面があるのかもしれない。

 さらに前述した“カトパン似”に関してもこんな話がある。入社1年目の19年2月5日に放送されたバラエティ「有田哲平の夢なら醒めないで」に出演した際、入社後に直面した悲しい現実として“TBSのカトパン”という肩書きを付けられたことに困惑していることを告白した(ある番組の台本に「みなさん、おはようございます。TBSのカトパンこと良原安美です!!」としっかり書かれてあることがVTRで紹介されていた)。しかし、加藤アナのイラストと並べた彼女の宣材写真を見た他の出演者から「完全に寄せにいってる」、「洋服や髪型も一緒」、「絶対意識してますよね?」などと突っ込まれるハメに。これに彼女は「寄せてない、本当に寄せてないですよ。してないです」と完全否定。それでも納得がいかない有田から「(番組上イラストにしてある)加藤アナのこの写真は見たことなかった?」と言われると「ありました」と素直に白状してしてしまうというオチであった。このあと“良原アナ、悩んでいる割にだいぶカトパン風”とテロップが出ていた。

「Nスタ」で生放送の報道番組を経験しているだけあって、「サンジャポ」は就任初回から安定感抜群だった。爆笑問題の二人とも2年間「日曜サンデー」で共演していたとあって、息もピッタリである。19年8月に一部報道で外資系企業に勤務するエリートサラリーマンと交際中であることが発覚しているが、爆笑問題の太田光から「外資系の彼氏がいるんだよね」と追及されると「そんな細かいことまで……」と苦笑い。続けて「もうお別れしました」と破局したことをぶっちゃけた。いかに良原アナが爆笑問題に心を許しているかが分かろうというものだ。

 かつてスポーツ新聞のインタビューで理想のアナウンサー像について「報道を軸にしつつも、素顔がわかる方に憧れます。人間味のあるキャラクターがわかりつつ、ニュースをちゃんと読めて信頼できる人になりたい」と語っていた良原アナ。ときに素の彼女が伺える「サンジャポ」はまさにうってつけの番組だろう。理想のアナウンサーに一歩ずつ着実に近づいている彼女にこれからも目が離せない。

上杉純也

デイリー新潮編集部

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