編集者・稲田浩がアイデアをプールで考える理由 水泳中の「動的な瞑想状態」とは
プールで行う脳内「編集会議」
大切なことは全てプールで決める。なんて言いきってしまうと大げさだが、プールで泳ぐのは自分にとってかけがえのない大切な時間だ。今作っているフードカルチャー雑誌「RiCE」のアイデアも泳いでいるときに生まれたし、企画が定まらなかったり方向性を決めかねているときは泳ぎながらの脳内「編集会議」がプールで催されることになる。
さてこのコラムのネタをどうしよう?と思案したのもやはり泳ぎながらである。いつも最良の答えを出してくれる心強い味方。相棒としてのプールは持ち歩けないが、世界中のあらゆる場所に遍在してくれているのが何よりの長所だ。
[2/2ページ]