中居正広に訪れた試練 「金スマ」低迷にTBSが頭をかかえる本当の理由
TBS系の音楽特番「音楽の日2022」が、7月に放送されることが発表された。総合司会は今年も中居正広(49)と安住紳一郎アナ(48)で、2人の組み合わせは12年連続だ。中居は一昨年にジャニーズ事務所を退所。独立後も順風満帆かと思いきや、実は試練の時が訪れているという。
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ゴールデンウィークが明けると、TBSでは緊急会議が設けられたという。民放関係者が語る。
「お題は、5月6日に放送された『中居正広の金スマスペシャル』についてでした。この日は夜8時からの2時間スペシャルだったのですが、視聴率は4・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯:以下同)しか取れなかったためです」
「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」といえば、中居がMCを務める代表的な番組だ。低視聴率と言っても、6日はまだゴールデンウィーク中だ。在宅率が低かったのも理由だったのではないか。
「ウラ番組もスペシャルが多かったのですが、日本テレビの『沸騰ワード10』(夜7~9時)は10・4%、テレビ朝日の『関ジャム 完全燃SHOW ゴールデン2時間スペシャル』(夜8~10時)は7・1%、フジテレビの『爆買いスター恩返し 3時間スペシャル』(夜7~10時)は7・1%、テレビ東京のドラマ『嫌われ監察官 音無一六』の2時間スペシャル(夜8~10時)は7・8%でした。つまり『金スマ』は僅差ではなく、かなりの差を付けられて最下位だったのです」
6日の「金スマ」が、たまたま数字が取れなかっただけではないのか。
今年に入って低視聴率
「実は、『金スマ』は今年に入ってから低視聴率が続いています。月1回ペースで放送されているスペシャルで見ると、1月14日の2時間は7・8%、2月25日の2時間は7・0%、3月11日の3時間は5・5%、4月8日の2時間は6・8%、そして先日の4・8%と、確実に数字を落としています。レギュラー放送も4%台から7%台と、決して良くはないのです」
「この結果を受けてTBSの編成マンが頭を抱えているのは、7月の特番『音楽の日2022』の総合司会を中居が務めるからです。2011年の番組スタート以来続く恒例の特番ですから、TBSも高視聴率を獲らねばならない番組です。そんな中、中居で大丈夫かという話になっているのです」
それでも、今年も「音楽の日」の総合司会は、中居と安住アナが務めることが発表された。考えてみれば、「音楽の日」の主役は出演するアーティストたちである。昼間から夜まで長時間にわたって放送される大型音楽番組だから、総合司会はあまり視聴率に影響しない気もするが……。
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