元日本代表・羽生直剛が明かすオシム元監督の素顔 最後に遺した「名言」とは

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 サッカーファンのみならず、多くの人を魅了した元日本代表監督のイビチャ・オシム氏が亡くなった。享年80。なぜかくも氏の「言葉」は日本人を引き付け、語り継がれるのか。親交のあった三人がその理由を語る。

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〈「終わるまではすべてが起こりうる」

 人生はだいたいそうだし、サッカーでは常にそうだ〉

 オシム氏の著書『日本人よ!』(新潮社刊)にはこんな一節が登場する。人生とサッカーを重ね合わせて紡がれた言葉は、ジェフ市原(当時)で監督だった時から「オシム語録」と呼ばれ、人気を博した。...

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