「秋篠宮家はまったく関係ない」 秋篠宮さまが初めて告白した「小室問題」の全容
驚愕のお言葉
17年9月には二人の婚約内定会見が行われ、納采の儀や結婚式の日程も決まった。が、同年暮れに「週刊女性」が小室さんの母親の金銭トラブルを報じると状況は一変。18年2月には宮内庁が“結婚を2年後に延期”と発表するに至る。
その直後、江森氏は宮邸を訪問。秋篠宮さまから〈延期は眞子内親王から提案された〉と聞かされ、〈(小室さんから)金銭トラブルについて説明したいという申し出があったが、秋篠宮は娘から聞くので結構だと断っていた〉とも記している。そして、延期に安堵していた江森氏は直後、再び驚かされることになる。
〈私はズバッと聞いてみた。(中略)正直なところ、お父さまとしてもホッとされましたか?(中略)彼から意外な答えが返ってきた。「二人はそれでも結婚しますよ」驚きのあまり、思わず私は口を開けてしまった。今回の発表は結婚の再検討ではなく、結婚準備に時間が必要なため、延期を決めただけだという。だから、本人たちの結婚の意志は変わらない。二〇二〇年に二人は結婚すると彼は平然と言った。私の頭は混乱した〉
あるいはこの時、秋篠宮さまは「トラブルの早期解決」という淡い期待を抱かれていたのかもしれない。今にしてみれば“幻想”でしかなかったのだが……。
「秋篠宮家は全く関係ない」
それでも18年4月には、秋篠宮さまに変化がうかがえたという。訪問した江森氏に、
〈突然、「これだけ週刊誌でいろいろと書かれているのだから――」と雄弁に語り始めた。こうなったら小室家側がきちんと説明しなくてはいけない。週刊誌で書かれている金銭トラブルは全て、小室家の話だ。秋篠宮家は、まったく関係ない。だから、きちんと国民に対して説明するように本人に話してある……。彼はこのように語った。(中略)聞けば、秋篠宮は宮邸で小室圭と会って、金銭トラブルの解決、そして国民への説明を求めたという〉
が、アクションを起こされた秋篠宮さまに、小室さんは不穏な動きを見せる。同年5月、GW明けの宮邸で〈その後、進展は〉と尋ねる江森氏に秋篠宮さまは、
〈「うーん」と少し考えた後、答えづらそうにポツリポツリと話し始めた。(中略)小室圭は海外で勉強を続けたいと希望しているという。私は、「小室氏に将来、海外留学の意向があるのだなあ」と軽く受け止めていた〉
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