水卜麻美アナは大ショック 日テレ幹部人事が加速化させるフリーへの道
痛恨のミス?
「こういう時、小杉さんは、決定に不満のある社員ひとりひとりと膝を突き合わせ、相手が納得するまで丁寧な説明を繰り返します。だからこそ部下が付いてくるのです。水卜アナが常に“日テレ愛”を語り、フリー説を全否定するのも、小杉さんと強固な信頼関係を構築していたからでしょう」(同・関係者)
小杉氏が「優秀な人物を重用」する姿勢は、役員になってからも変わらなかったという。
「水卜アナは2021年、『ZIP!』(平日・5:50)の総合MCに就任しました。更に『午前0時の森』(月~火・23:59)の火曜版で、若林正恭さん(43)のアシスタントも務めることになりました。帯の情報番組とバラエティ番組の掛け持ちは極めて異例です」(同・関係者)
ところが、今年年1月、水卜アナの就任で『ZIP!』を降板することになった桝太一アナ(40)が、日本テレビの退職を発表した。
「小杉さんは徹底したスター主義で常に成功してきました。しかし、水卜アナと桝アナの一件だけは、失敗だったという指摘があります。桝アナの『ZIP!』、水卜アナの『スッキリ』の安定感は抜群でした。ところが、小杉さんの“改革”で両番組の視聴率が落ちただけでなく、人気の桝アナも失ってしまいました」(同・関係者)
水卜アナの今後は?
諺に「上手(じょうず)の手から水が漏る」というが、関係者は「『過ぎたるは及ばざるが如し』のほうがぴったりでしょう」と言う。
「昨年は『スッキリ』でアイヌ民族への、今年は『午前0時の森』でアフリカ系民族への侮蔑発言がありました。にもかかわらず、小杉さんの対応が手ぬるく、親会社の読売新聞が問題視。今回の人事につながったという見立てもあるようです。真偽の程は分かりませんが、私は桝アナの退職も、小杉さんの退任に影響を与えた気がします」(同・関係者)
桝アナが辞め、小杉副会長も辞めた。こうなると、どうしても水卜アナの今後に関心が集まってしまうという。
「小杉さんは水卜アナのため、常にハシゴを掛け、ハシゴを支え続けてきました。最大の理解者であり、後ろ盾だったと言っていいでしょう。水卜アナは技術を持ち、結果を出し、人柄も愛されています。悪く言う関係者はいません。『ZIP!』が低迷していて、最近、水卜アナのフリー転身が社内でも語られています。小杉さんが辞めることで、水卜アナがフリーを決断してしまわないか心配です」(同・関係者)
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