史上最年少で囲碁「名人」挑戦の仲邑菫 叔母が振り返る「神童の育て方」

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 若手棋士といえば将棋の藤井聡太五冠(19)の名が口にされがちだが、どっこい囲碁の世界も前途有望な才能の宝庫なのである。10歳で史上最年少のプロ棋士となった仲邑菫(なかむらすみれ)二段(13)もその一人。先頃タイトル戦の挑戦者としても最年少記録を更新したが、かような神童はいかにして生まれたのか。

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 結果は2連敗ながら、仲邑二段は囲碁界の歴史を大きく塗り替えた。3月、第33期女流名人戦三番勝負に出場を決めた時点で、彼女はまだ13歳。...

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